タルトタタンってなんですか?
「タルトタタン」に、あまり馴染みのない方も多いかと思います。
タルトタタンとは、フランスで生まれた伝統的なりんごの焼き菓子です。
砂糖とバターとりんごを煮詰め、上に生地を乗せ、更に焼きあげて作ります。
MadamTarteのタルトタタンは、オーブンを使用する時間が4~5時間、じっくり旨味を凝縮させて作ります。
独自製法により、砂糖を使わずりんごの甘味のみでカラメリゼさせ、甘さを抑えた【無糖タルトタタン】がございます。
砂糖の甘味が苦手な方にもおすすめです。
アップルパイとは違うんですか?

りんごを材料としたお菓子として、日本ではアップルパイが広く知られていますが
アップルパイは煮詰めたりんごをパイ生地で包んでいるのに対して、
タルトタタンはケーキのように生地を下に敷く仕上がりになります。
タルトタタンに使うりんごは、アップルパイに使うりんごよりも大きめにカットされているものが多く、
じっくりと煮込まれて飴色にカラメリゼされているので、アップルパイよりもほろ苦い、大人のスイーツになります。
タルトタタンの名前の由来って?

19世紀後半のフランスでホテルを営むタタン姉妹が、りんごのタルトを作る際にタルト生地を忘れて
りんごやバター、砂糖だけを入れて焼いてしまったことが誕生のきっかけだといわれています。
つまり、タルトタタンの名称の由来は姉妹の名前なのです。
タタン姉妹が営んでいた「ホテルタタン」は、現在も同じ場所にて営業されています。
タタン姉妹が生地を忘れて焼いてしまった〝かまど〟も当時の姿のまま残されているのだそうです。